今日は一年半ぶりに復活した「自主子育てサークル、スマイルママ」のスタートの日である。
会場に向かう車の中から満開の桜の花が目に飛び込んで来た。 見事な桜である。
今、日本中が桜色に染まるステキな季節!
ふと昨年の今頃を思い出した。
「桜の花が散るまでには天国に行きたい…」と、呟いた母。
お花が大好きだった母の病室には、お見舞いの花が花園のように並んでいた。
母の姉が妹の手を取りながら「お願いだから、私よりも先に死なないで!死んだらもう二度と会えない…」と嘆き悲しんでいるのを見て、私はインドのバカヴァンの話をした。
そして「ワンネス・地上の楽園」(著 大矢浩史)の 「生と死について教えて下さい」のところを二人に読み聞かせた。(55ページ)
☆質問者
生と死について教えて下さい。
★バカヴァン
あなたの歳が何歳だったとしても、この地球でのあなたの目的が終わった瞬間、去らなければなりません。
死とはとても美しい体験です。
痛みは1、2分だけです。あなたが肉体から離れる痛み、あなたのアストラル帯が切断される痛みです。
その後は、とても満たされる体験です。
(中略)
あなたの心が花開き、そしてあなたがバクティ(献愛)を発見した時のみ、あなたはサティャローカ(天国)へと入る事が出来ます。
そうなれば生まれ変わる事はありません。
別の世界へ行って、そこにいるものたちを助けるために生まれ変わりたいと自分から選択しない限り、生まれ変わる事はないのです。
子宮の受け入れ状況と、あなたとカルマ的に関わるすべての人たちとの関係によって、このドラマを演じるためにこの世界に降りてきます。
この繰り返しをあなたは何千回も続けてきました。
少なくとも今回、あなたが死んだら、私の(バカヴァン)もとにやってきます。
バカヴァンの言葉を読み終わってから母に目を向けた。
母は微笑みを浮かべたまま眠るようにして、静かに息を引き取っていた。
私のバカヴァンの言葉を読んでいる声を聞きながら、母は満足げな顔をして天国に旅たったのである。
実に静かで穏やかな最期だった。
きっとアンマとバカヴァンに導かれて、天国にいったのだろう。
私は娘として、この世に産んでくれた事、そして愛をもって育ててくれた母に、心から感謝した。
母が亡くなった二週間後に、長女が男の子を出産した。
母にとっては「ひ孫」、私にとっては「孫」である。
「生と死」 まさしく宇宙の循環を目のあたりに体験させてもらった出来事だった。
「花の命は短くて…」
桜の花は見事にパッと咲いてパッと散る。
人の命も宇宙の流れから見ると、きっとほんの一瞬の短い間なのだろう…。
桜の花を眺めながら、せっかくこの世に生まれてきた命、世界中の人達の心の花が開いて一日も早く幸せな日が来るようにと祈った。
そうだ!今日はイースターの日だ!
十字架につけられて死んだイエス・キリストが三日目に蘇った事を記念する日、復活祭に母の事を思い出したのも、そして命の循環をあらためて考えさせられたのも、全て見えない世界で導かれているのかも知れない…。
そう思うと幸せの 暖かい風が胸一杯に拡がって来た。
桜の花びらが散る道すがら 今、私たちが次の世代に伝えていくべき事、若いお母さん達や子供達に残していける事は何なのか?を考えながら、子育てサークルの会場に向かって車を走らせた。
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