日本昔話のばあちゃん

ありとあらゆる野菜を一人で作っているいうバアチャンの噂を聞いて、パパと千葉チャンと一緒に見学に行ってきました。
大根、玉ねぎ、人参、トマト、白菜、ゆりの根、ジャガイモ、小豆、大豆、ほうれん草、等など何十種類の野菜たちが、見渡す限りの畑に綺麗に整列されていました。
なんと、その畑には小学校のプールぐらいの大きさの蓮根畑が二つもあります。
17歳でお嫁に来て以来、ズーッと畑を作り続けている大ベテランです。
しかもこれらの畑を全部一人で作っているとは…! 凄過ぎる~う!
どこから見ても80歳とは思えないほど若くてシャーンとしたバアチャンは、
「あらー、恥ずかっしゃ!」と言いながら、広大な畑をヒョイヒョイと飛ぶように案内してくれました。
私達はその後をついて回るだけで、ハァーハァー言っています。
情けない~。
畑を回りながらバアチャンはいろんな事を話してくれました。
「昨日、蓮根畑の泥水に腰まで浸かって雑草取りをしていたら、後ろのほうで「ヒソヒソ」と人の話し声が聞こえたので振り返って見たが誰もいなかった。きっと近所の人が来てからかっているのかと思ってヒョイと顔を上げたら、目の前に大きな「むじな」が二匹いてこっちを見ている。「アーッ」と大きな声を上げたらサーッと逃げて行った。私しゃ、もう少しで「むじな」に化かされるところだったわ!」
まるで日本昔話そのものである。
もうひとつ
「畑で仕事をしていたら「姉さん、姉さん」と呼ぶ声がしたので、ひょいと振り返ったら大きな狐がいた。ビックリしたけど騙されると怖いので無視して逃げて来たよ」
80歳になっても「姉さん」と呼んでくれた狐に、私だったら「ありがとう」とお礼を言うかも…?(笑)
その後、バアチャンご自慢の「きびだんご」をご馳走になり、採りたての野菜を一杯もらって満足、満足!
「きび」から育てて粉を挽いて作ったバアチャン特性の「きびだんご」を食べながら、これだったら私もきっと桃太郎のお供になったかもしれない、と感動!!
まるで日本昔話の世界にタイムスリップしたような、ほんわりとあたたかくて嬉しい一日でした。
バアチャン、また遊びに行くね!いつまでも元気でいてね!
♪mama♪


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