昨日はお祭り騒ぎのようにボランティアの人達で活気づいていた門前も、今日は引き潮が引いたかのように閑散としていた。
報道陣も極端に少なくなったようである。
今回の災害地での、あまりにも沢山の報道陣に驚いた。とにかく報道陣の取り巻きは凄まじいものがある。
こちらに来た日にボランティアグループの人達と、箒とちりとりを持って歩いていると数人の報道陣に囲まれ、いきなりパチパチと写真を撮られた。ただ箒とちりとりを持って歩いていただけなのにビックリ!私って、そんなに有名!って勘違いしそう?
その後、被災者の家のグチャグチャになった部屋を掃除していたら、顔のすぐ側までカメラを突きつけられて、キャー!ビックリしている私の顔を見てすかさずに、「今どんな気持ちでボランティアをしていますか?」ときた。報道陣のあまりの無神経な質問におもわず「今の気持ちは、あなたと同じです。お手伝しないではいられませんよ。あなたもお仕事で大変でしょうけど、少しは手伝ったらどうですか?」と、余計な事を言ってしまった。
報道陣の若いお兄さんは苦笑いして「そうですね、おっしゃる通りですが私達も仕事なのですいません」と言ってその場にしばらく棒立ちになっていた。
報道陣も大変な仕事である。
山ほどの報道陣を眺めながら、つくづく思った。
ボランティア本部の方でも報道陣に対して、とても敏感である。ボランティア達は決して報道陣に対してコメントをしないように、との指導をしている。ちょっとした言葉をまったく違う意味合いに取られて悪いほうに、そして大袈裟に報道されてしまうからだそうだ。
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